島根県の旅 第2弾
今回は、神社めぐりです。
まずは、神魂神社(かもすじんじゃ)。出雲の国造の大祖、天穂日命(あめのほひのみこと)が降臨し、創建したと伝えられています。
本殿は室町時代初期(1346年)に建立され、現存する最古の大社造で、国宝に指定されています。同じ大社造の『出雲大社』よりは規模こそ小さいですが、宇豆柱(うずばしら)が壁から張りだしている様子が見られます。
次は、八重垣神社(やえがきじんじゃ)。八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した素盞鳴尊(すさのおのみこと)と稲田姫命が祭られていて、縁結びの神様として有名です。
最後に、熊野大社。『上の宮』と『下の宮』の二社祭祀でしたが、明治の神社合祀で『下の宮』に統合されました。火の発祥の神社。
『日本書紀』や『出雲国風土記』に記される、神話をめぐる旅になりました。長い長い歴史とお祀りしてこられた人々の営み、胸が押されるようなパワーを感じながら、ただただ世の中の平安を祈ったのでした。
~ 福永 ~