注目!!制振について!!
こんにちは!
ACTIVEARTの烏谷です。
今回のブログは制振について投稿したいと思います。
住宅の耐震と聞くと耐震壁を多くしバランス良く設計する・・・
詳しく言っていると難しい説明になるので簡単に説明いたします。(^^)
『耐震』とは・・・
地震の揺れに対して壁(耐力壁)・床(水平構面)で耐えるという考え方になります。
とにかく地震という『力』に対して壁でガチッと固めて耐えうる建物にしよう!!ということになりなす。
建築基準法(建物を立てるための最低限のルール)をクリアしている建物を耐震等級1とし、基準法より1.25倍の強さは耐震等級2、基準法より1.5倍の強さが耐震等級3という格付けとなっております。
当然耐震等級が高いほど地震に耐えれますが、それ以上強くしていくだけでは、地面からの揺れを建物全体に直接に伝えてしまいます。
強くなっても家も揺れるということです。
一方『制振』とは
地震の揺れに対して別のエネルギーに変えるという考え方になります。
地震という力を『別の力(熱)』にかえて揺れづらくしよう!!という最近注目の考え方になります。
揺れを軽減することが出来ますので地震はもちろん、台風に揺れに対しても有効になります。
本来だったら損傷しているかも知れない構造箇所が、損傷を免れたり地震後の修繕費が不要になる可能性があります。
制振とは、もともと高層建物に採用していた技術で、地震や台風などの力で構造体が壊れると修復が事実上不可能になるので制振という考え方で設計をしていました。
住宅に対しても昨今の東日本大震災・熊本地震などで『制振』という考え方が注目され広まっております。
地震に対してただ強くする『耐震』
力を別の方向に持っていく『制振』
これからのACTIVEARTとしては制振のご提案が出来たらと思っております。
ご興味ある方はぜひご相談を!!(^^)