道のお話
家を建てよう!と思ったら、敷地を持っていない方はまずは土地探しです。
ちょうど良さそうな空き地があったとしても、ちょっと待ってください。
敷地には、宅地、農地、雑種地といった種類があるのはご存じの方が多いと思いますが、
割と知られていないのが、敷地に道が必要なことです。
道といっても、建築基準法で認められている道です。
「広いしいつも通っているから大丈夫。」と思っていたら、実は『農業用の道』で、
建築基準法では道として扱っていない『道』ということもあります。
既に公布されている建築基準法の改正が、9月25日に施行となりました。
「建築基準法の道として扱って良いでしょうか?」と建築審査会(専門家の集まり)で
審査して、「よろしいでしょう。」という手続きが必要になる道があります。
今回の改正で、一部の条件にあった道は建築審査会への申請が必要なくなりました。
手続きが合理的になった、ということです。
なんだか、難しいお話になりましたが、敷地や道が建築可能な条件なのか、
建てたい建物や暮らしに合ったものなのか、法律が関係することもあるということです。
敷地を購入する前に、建築士に相談してみてください。
アクティブ・アートでは、「大丈夫?」というご相談も随時受け付けております。
お気軽にお越しください。
~ 福永 ~