AIの設計
安藤忠雄氏は、住んでいた長屋の改装で屋根を取った際、暗い室内に光があふれた光景を覚えていて、
『住吉の長屋』を設計したそうです。
もし、安藤氏が長屋くらしでなかったら、どうだったのか、と思いました。
AIが設計する時代、建築の精神性はどこに行くのだろうか、とも。
住めば住むほど、便利になっていくAI住宅もあるとか。
人がイノベーションを起こすのでなく、AIにとって代わられるのかもしれない。
『茶室』のひざを交える距離感を、AIは提案してくれるのだろうか。
AIがコンペに参加した、というニュースは、私の心にどこかさびしい印象を残したのでした。
~ 福永 ~