スタッフの日記

ウィリアム・モリス展

昨年末から楽しみにしていた、『ウィリアム・モリス展』に行ってきました。

生活の中の芸術、身近なくらしを豊かにするデザイン。テキスタイル、ファブリック、家具、書物では字体までもデザインされています。自然をモチーフにしたデザインは、今でもモダンに感じます。
レッド・ハウスやケルムスコット・マナーは、室内が様々なモチーフで彩られ、家具や庭や建物、井戸までもが美しい。
「役にたたないものや、美しいと思わないものを、家に置いてはならない」という言葉どおり。
写真家 織作峰子がナビゲーターとなり、モリスのデザインがどうのように生まれたのか、案内するという趣向です。
イギリスの自然と中世の建物、織物や刺しゅうなど手仕事の文化に息づく、モリスのデザインがますます好きになったのでした。

2月12日まで、愛媛県立美術館。          ~ 福永