耐力パネルチェック
まだ日中は暑いですが、少しでも涼しいかも?と言う事で、朝一で新築現場の耐力パネルチェックに行って来ました。結局汗だくになりましたが・・・。
見えなくなるところでもありますし、耐震の大事な部材ですのでしっかりと確認するようにしております。
金槌と図面そしてマジックを持ち、釘のピッチ、めり込み具合等々、チェックしてまいりました。
釘のピッチは耐力パネルにもマークがありますので、そこまで外れることはありません。今回も大丈夫でした。
後、ものすごく大事なのが釘のめり込み具合です。今回は何か所かめり込みすぎていた部分がありましたので指摘して、増し打ちしていきます。
釘が耐力面材よりもめり込みすぎると、実際の耐力より5割から7割減と言った試験結果も出ているそうです。
ネイルガンと言うもので施工していくのが一般的なのですが、弊社では空気の圧力を調整して微妙に釘の頭を面材より出して、最後は手打ちでパネル面材と同面に合うように施工するようにしております。
実際かなり手間がかかる作業にはなるのですが、すごく大事な事ですので徹底するようにしております。
構造計算をして耐震等級3を取っていたとしても、実際の施工によって違う建物になってしまっている。
そんな事が無いように、これからもしっかりとした施工をしていきます。
湯浅