減災
東日本大震災から5年・・・テレビでは特集番組が多いです。
先日の番組の中で、人の特性を入力した行動分析に基づき、避難できるかの検証を行っていました。ビックデータによる分析と、地震時の避難の見える化はリアルで背筋が凍る思いです。避難が間に合わず、濁流にのまれる人、火災と倒壊で自宅からすぐそこの避難所にたどりつけない人、など。点で表された人があっと言う間に亡くなってしまう様子が、現実となるのかと、信じたくない気持ちが先立ちます。しかし、目をそむけるのではなく、災害で起こるであろう予測を直視し、いかに被害を少なくするか、と考えるべきなのでしょう。
耐震化が叫ばれていますが、地震と同時に建物の下敷きにならないようにということと、倒壊して避難経路をふさがないようにということが目的です。なかなか進まない耐震化が自分のためであると同時に、周辺の人のためでもあることを考えて、その日のためにやっておけることをやる、改めて考えることとなりました。
~ 福永 ~